JA熊本経済連 - 経済連ガイド - 会長挨拶

経済連ガイド

元気な農業が、熊本を、日本を、元気にする。

 本会は、1951年(昭和26年)4月1日に熊本県販売購買農業協同組合連合会(販購連)として設立、1964年(昭和39年)4月1日に熊本県経済農業協同組合連合会(経済連)に名称を改め、現在に至っております。そして、2011年(平成23年)4月1日で創立60周年を迎えることができました。
 これもひとえに県下組合員・JAをはじめ、関係各位、先輩役職員の方々のご尽力とご支援の賜物と深く敬意を表する次第であります。
 この60年を一つの節目として、系統経済事業や農業情勢、さらには国内外の政治経済の変遷などをつづり、その上でJA熊本経済連グループの歴史を振り返り、数々の苦難を乗り越えてこられた先人に感謝するとともに、本県農業の将来への展望を探ることができますならば、意義深いものと思います。
 振り返りますと、戦後の荒廃と混乱の中でJAは創立され、以来60年の間に本県JAグループも大きく様変わりしてきました。農業・農村を取り巻く環境は、農業従事者の高齢化や担い手不足に加え、国際化・自由化・規制緩和などの波に大きく左右されてきました。
 このようななか、平成23年度は、全農との統合を見送り県域事業体制の継続を決定した新たなスタートの年でもあります。これからも基本理念であります「JAと一体となって組合員の営農とくらしを守り、生産者手取りの最大化をめざす」ため、消費者目線に立ったブランド戦略による県産農畜産物の販売力強化に努めてまいります。
 今後とも一層のご支援とご協力を賜りますことをお願い申し上げ、本県農業とJAグループが益々発展しますことを祈念しましてご挨拶といたします。

熊本県経済農業協同組合連合会 代表理事会長 上村 幸男