熊本県内の10JA・3子会社でつくる熊本県JA葬祭事業連絡協議会(事務局=JA熊本経済連)は7月7日、同連ホールで県内のJA葬祭担当者を対象に職員研修会を開催しました。同協議会は葬祭事業運営に関する知識や技術・技能向上のために年5回開催しており、今年3回目の研修会となります。今回のテーマは、葬儀事前相談。講師であるエピローグコンサルティング株式会社の小野寺秀友氏とリモートで中継し、講義とロールプレイング研修を行いました。
講義では、多様化する顧客ニーズや終活、事前相談の状況別アドバイスなどの話がありました。ロールプレイングでは、思いを引き出す「質問力」と「提案力」を身に着けるべく二人一組になって実践。お客様の思いが湧いてくる質問をすることで、思考を一緒に整理し、葬儀のプロとしてどのような提案をしたら納得・安心して頂けるかを学びました。 参加したJA葬祭担当者は「聞き上手になるスキルとコミュニケーション力、提案力を身につけたい。今後に活かしていたい」と話しました。