販売目標350億円!令和3年産春夏瓜類・春野菜 出荷大会を開催しました!

JA熊本経済連は11日、熊本市内のホテルで令和3年産春夏瓜類・春野菜出荷大会を開催しました。生産者、JA、熊本県のほか、全国の取引市場を代表した5社(5人)はリモートで参加し、およそ100人が出席。産地・市場一体となって販売目標金額350億円(春夏瓜類87億円、春野菜263億円)の達成を誓いました。全国に向けていよいよ本年産春夏瓜類・春野菜の出荷が始まります。

同経済連の丁道夫会長は挨拶で「JAグループ熊本として、県下JAやJA熊本果実連とともにオール熊本の販売を更に強化し、ブランド力の発揮と販売力の強化を市場の方々と進めていきたい」と決意を述べました。

今後、JAグループ熊本は産地一体となって環境の変化に対応した商品づくりと安定供給に努め、実需者に支持される“熊本ブランド”の確立のために、①環境変化に対応する産地体制②マーケットインに基づく産地振興③情報を活かした円滑な販売④コロナ禍に対応した熊本ファンづくりを基本方針として取り組んでいきます。

本年産の作付面積については、春夏瓜類のすいか類・メロン類では高齢化や担い手不足等により微減。春野菜では、トマトやナスは減少傾向が続いているが、ミニトマトやブロッコリーは規模拡大や他品目からの転換により面積が拡大。

本年産の生産計画(3~6月)は、春夏瓜類で作付面積870.9㌶(前年比97%)、出荷数量28,747㌧(同98%)、春野菜で作付面積2,587.4㌶(同100%)、出荷数量82,726㌧(同100%)を見込む。

▽決意表明を述べた(一社)熊本県野菜振興協会 前田博智園芸部会長と 黒木初美女性部会長