ＪＡ熊本経済連は４月１８日、菊池市七城町の（株）熊本畜産流通センターで第４１回ＪＡ熊本経済連黒毛和牛勉強会を開きました。県内のＪＡ職員や生産者らおよそ５０人が参加。同勉強会は、肉質の向上と生産農家の経営安定、肥育技術の研鑽を目的に年２回開催しています。

同連畜産生産指導課の職員が「肥育牛とエサからみるビタミンＡ」と題して講義し、参加者は理解を深めました。参加者からは酷暑への対応方法について質問もあがり、互いに考えを伝えました。また勉強会の一環として、県内ＪＡの生産者から出品された黒毛和種５５頭の枝肉を審査し、金賞１点、銀賞１点、銅賞３点及び脂質賞１点を選び、表彰も行いました。 同連畜産販売課の田上勝課長はあいさつで「物価の高騰もあり、消費が伸び悩み厳しい状況。販促に力を入れ、認知度向上に向け努めたい」と力を込めました。