(株)熊本畜産流通センター(=JA熊本経済連グループ)は10月19日、24時間営業の食肉冷凍自動販売機「JA Niku Gacha(JA肉ガチャ)」を営業開始し、記念セレモニーを執り行いました。生産費の高止まりや消費低迷による相場安などにより、県内畜産農家の経営環境は厳しい状況下にあります。県内消費喚起策の一つになればとの思いから今回の設置を決定しました。また、”楽しさ”を演出するため、「肉ガチャ方式」を採用し、熊本県産の牛肉・豚肉を取り扱います。一定確率で当選し『あたりシール』のついた、くまもと黒毛和牛「和王」のサーロインステーキやロースなど、購入金額の2倍相当の豪華な商品が当たります。
同連の西山恵一参事は、「店舗閉店後や、夕食のお肉が足りなくなったときなど、ぜひ肉ガチャを使ってほしい。今回の取り組みが県内消費者に受け入れられ、畜産農家のモチベーション向上にもつながることを願う。みなさんに当たりが出ますように」と話しました。 肉ガチャで購入し当たりが出た買い物客からは「倍額相当のお肉なんてとても嬉しい。今夜はみんなで焼肉にしようかな」と、喜びの声が聞かれました。