熊本県内のＪＡやＪＡ子会社などで構成する熊本県ＪＡ葬祭事業連絡協議会（事務局＝ＪＡ熊本経済連）は１０月９日、同連ホールで第３回葬儀事前相談コンテスト熊本県大会を開きました。葬祭事業において、葬儀成約につなげることができる担当者を育成し、ＪＡ葬祭のシェア率向上を図ることを目的としています。今大会では(株)鹿本広域福祉センターの山木将大さんが最優秀賞に輝きました。

同大会には、県内のＪＡ葬祭センター職員など５人が出場。「葬儀事前相談」での応対力を競いました。相談者からの複数の相談事項の聞き取り、説明、アドバイスをロールプレイング方式で行い、応対力や知識、提案力など２２項目で審査しました。

同協議会の田代功会長は挨拶で「コロナ禍を経て、葬儀の参列者は減少し葬儀価格も低価格が主流になってきた反面、事前相談件数は増加傾向にある。更なるレベルアップを期待している」と力を込めました。山木さんは１１月５日に福岡市で開催される九州大会に熊本県代表として出場しました。

入賞者は次の通り。▽最優秀賞＝山木将大さん（㈱鹿本広域福祉センター）▽優秀賞＝山川将司さん（(株)エーコープ熊本）▽優良賞＝三井靖彦さん（菊池地域農業協同組合）