第19回JA熊本経済連担い手(後継者)肉牛枝肉勉強会を開催

JA熊本経済連は10月4日、菊池市七城町の(株)熊本畜産流通センターで第19回担い手(後継者)肉牛枝肉勉強会を開きました。県内のJA職員や生産者およそ30人が参加。同勉強会は、JAで生産、出荷をしている40歳以下の経営主及び後継者と就農5年以内の新規就農者を対象に、飼養管理技術の向上を図るとともに、系統畜産生産基盤の維持、拡大を目的として毎年開いています。

同連畜産販売課の井手大輔職員が「令和5年度オレイン酸測定データのまとめと今後の展望について」と題して講義し、参加者は理解を深めました。参加者からは活発に質問や意見があがり、互いに考えを伝えました。また勉強会の一環として、参加者と県内JAの対象生産者から出品された交雑種4頭、黒毛和種25頭の枝肉の審査もあった。 同連畜産販売課の田上勝課長はあいさつで「資材価格や物価の高騰もあり、厳しい枝肉相場になっている。引き続き販売力強化と認知度向上に向け努めたい」と力を込めました。