JA熊本経済連は7月29日、熊本市のホテル日航熊本で2023年産秋冬・春野菜生産販売総合検討会を開き、販売実績の報告や次年産に向けた生産販売面での取り組みの検討を行いました。2023年10月~翌6月について、秋冬・春野菜の出荷量は15万1217トン(前年比97%)、販売実績559億3792万円(同105%)。中でも熊本県の主要品目であるトマトは213億1965万円(同102%)、ミニトマトは163億5482万円(同109%)、ナスは68億7262万円(同106%)となりました。
検討会では、トマト類とナスそれぞれで本年産の生産販売などに関して産地と消費地の双方から問題・課題を共有し、意見を交換。次年産に繋げることを確認しました。 同連園芸部の末廣健次長は「コロナを経て、実需者ニーズは変化してきている。生産者の想いを念頭に置き、産地と関係市場各社で連携を図りながら、農産物の適正な販売に向けて取り組んでいきたい」と話しました。