熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)は6月28日、県内で麦類の検査が本格化するのに合わせ、合志市のJA熊本教育センターで、2024年産麦類検査程度統一会を開きました。麦類の等級を格付けする農産物検査員やJA担当者ら70人が県内全域から集り、各JAから提出されたサンプルを格付けし、検査程度の統一を図りました。 JA熊本経済連からは麦流通情勢を、JAからは麦の作柄などを報告し、情報を共有。同連農産指導課の赤池慎一課長は「本年産は降雨量が多かったこと等が作柄に影響している。他県のサンプルも用意しているので参考にし、本日の鑑定結果を共有して適正検査に活かしてほしい」とあいさつしました。