JA熊本経済連は5月15日、熊本市中央区の同連ホールで熊本県内の子ども食堂へのスイカ贈呈式を開催しました。子ども食堂を支援している県内3つの団体に県産の大玉スイカ合わせて100玉を贈りました。
県産スイカは、日本一の生産量を誇り、全国に先駆けて出荷の最盛期を迎えている。同連は、子どもたちにたくさん食べて笑顔になってほしいという思いから、令和5年から子ども食堂に贈呈しています。令和6年産の県産スイカの作付面積は大玉スイカと小玉スイカ合わせて593ヘクタールで全国1位。出荷量は約2万1000トンを見込みます。天候不順で生育に若干の影響があったが、生産者の努力により品質や食味は例年同様でおいしく仕上がっています。
同連の丁道夫会長はあいさつで「農畜産物を通じて、子どもたちの成長と地域との絆を深め、社会に貢献していきたい」と話しました。スイカを受け取った団体の代表者は「果実や野菜の旬のおいしさを子どもたちに伝え、食育にもつなげていきたい」と感謝の言葉を述べられました。