JA熊本経済連は合志市のJA教育センターで16日、県内の水稲育苗が本格化するのに合わせて講習会を開きました。県内JAから営農指導担当と購買担当の職員及び県の普及担当者ら80人が参加しました。講習会では、水稲育苗の知識について詳しく説明。講師の県農業革新支援センターの三ツ川昌洋主幹から写真やデータを使い健苗(=優良な苗)育成技術の紹介や、育苗時の病害対策などの留意点について説明を受けました。この他、県育成品種の「くまさんの輝き」について、品種特性や安定した品質と収量確保に向けた栽培上の注意点の他、知名度向上対策等の取組方針についても説明されました。 同連の中野敬悟農産部長は「令和6年産米の生産管理面で重要な時期を迎える。基本技術の励行を前提としながらも気象条件に応じた作物の生育状況を見ながら、農家組合員への適切なアドバイスができるよう努めてほしい」と話しました。