熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)は、3月26日に熊本市中央区のホテルで2023年度農産物検査員育成研修会の閉講式を開きました。同連専務で同協議会の梶原哲会長が、農産物検査員試験の合格者に修了証書を手渡しました。同研修会には、県内JAの農産物検査員の資格取得を目指す職員など13人が参加し、農産物検査法関連の座学研修や米、麦、大豆の分析実習、鑑定実習など17回の研修会を受講。鑑定試験と筆記試験による修了試験で全員が合格しました。 研修生を代表してJAやつしろの東康太さんが「検査員として現場に出ることに不安もあるが、自覚を持ち、公正中立で誠実な検査ができるよう精進していく」と力強くあいさつしました。梶原会長は「みなさんの格付けが生産者の生産意欲にもつながる。向上心をもって取り組んでほしい」とエールを送りました。