2024年産春夏瓜類・春野菜出荷大会~変化に対応する新たな挑戦~販売目標金額355億円目指す

JA熊本経済連は3月12日、熊本市中央区のホテルで2024年産春夏瓜類・春野菜出荷大会を開きました。生産者や全国の取引市場、JA関係者などおよそ260人が出席。産地と市場が一体となり、販売目標金額355億円(春夏瓜類90億円、春野菜265億円)の達成を誓いました。全国に向けていよいよ熊本県産春夏瓜類と春野菜の出荷が始まります。同連は基本方針に①持続可能な産地体制②県域一体となった円滑な販売③多様な販促活動とPR――の3つを掲げ、環境変化に対応した商品づくりと安定供給に努め、消費者に支持される「熊本ブランド」の確立に取り組んでいきます。同連の丁道夫会長はあいさつで「本年は暖冬傾向のなかでも1月の降雪、2月の降雨など寒暖差の激しいシーズンであったが、生育はおおむね順調であり、期待に沿える青果物を消費地に届けられると確信している。JAグループ熊本として、県内JAやJA熊本果実連との連携を深め、オール熊本の販売を更に強化する」と決意を述べました。24年産における春夏瓜類のすいか類、メロン類の作付面積は生産者の高齢化等により減少傾向。春野菜の作付は微減傾向だが、ミニトマトは多品目からの転換等で増加しています。 本年産の生産計画(3~6月)は、春夏瓜類で作付面積803ヘクタール(前年比96%)、出荷数量2万6867㌧(同96%)、春野菜で作付面積2519ヘクタール(同99%)、出荷数量8万2202㌧(同100%)を見込んでいます。