(株)熊本畜産流通センター(=JA熊本経済連グループ)は11月14日、肉畜の御霊を弔う「畜魂祭」を菊池市の同社内で執り行いました。JAや行政団体、取引先などから畜産関係者約40人が参列。昨年1年間にと畜された肉豚や肉牛の御霊に対して感謝するとともに、生命の尊さを再確認し、冥福を祈りました。 同社の丁道夫代表取締役社長は、「畜産農家の経営安定、国民の食生活向上の貴重な食材として尊い命を捧げてくれた肉牛、肉豚に対する慰霊を厳粛に終えることができた。輸出事業拡大や流通拠点としての機能の充実、販売力の強化に取り組みたい」と述べました。住職による読経のあと、参列者全員で焼香をして畜魂に祈りを捧げました。