JA熊本経済連の子会社である熊本くみあい運輸(株)は、8月からAI自動点呼を導入しています。対面で行っていたドライバー到着時の点呼を自動化することで、業務効率化並びにコストの抑制を図ります。今まではドライバーが夜遅くに帰ってきても点呼のために待機者が必要であったが、機械を導入することで不要となり、働き方改革にもつながります。運送業界は燃料費や人件費の上昇、また2024年問題への対応など、厳しい事業環境が続いているが、業務効率化を図ることで運送費値上げ抑制につなげたいという思いから導入を決定しました。同社の犬童雅浩社長は「安全の確保や法令の遵守、事業者の負担減、人材不足に対応し、会社の安定的な事業継続と物流の安定供給につなげたい」と話しました。