JA熊本経済連は8月22日、熊本市のユウベルホテルで2023年度熊本県麦・大豆生産振興大会を開きました。生産者やJA、行政などから約80人が出席。
麦、大豆生産の優良事例と販売実績の報告、次年産に向けた取り組みを共有し、組合員の生産意欲と所得の向上を目的に開催しています。情勢報告の他、県産麦、大豆を使った商品の紹介もありました。
22年度熊本県麦・大豆振興共励会表彰式も同時開催し、大豆・農家の部で最優秀賞を受賞した、株式会社藤瀬農園(嘉島町)らを表彰しました。藤瀬農園を代表し、藤瀬修さんは「このような賞を受賞でき、大変光栄だ」と喜びを述べました。
同経済連の丁道夫会長は「国産シェア拡大には生産者と実需者の相互理解が不可欠である。これからも、県産麦、大豆の生産と安定供給、消費拡大に取り組んでいく」とあいさつした。
ほかの入賞者は次の通り。
◇麦部門 ▽集団の部奨励賞=農事組合法人いとだ(甲佐町)
◇大豆部門 ▽農家の部奨励賞=中島健作(山鹿市)▽集団の部奨励賞=農事組合法人かしま広域農場(嘉島町)