JA熊本経済連は7月27日、熊本市のメルパルク熊本で2022年産秋冬春野菜生産販売総合検討会を開き、販売実績の報告や次年産に向けた生産販売面での取り組みの検討を行いました。
2022年10月~翌6月について、秋冬・春野菜の出荷量は15万6351トン(前年比100%)、販売実績534億2200万円(同105%)。中でも熊本県の主要品目であるトマトは208億3133万円(同109%)、ミニトマトは150億6369万円(同106%)、ナスは65億1001万円(同98%)となった。
検討会では、トマト類とナスそれぞれで本年産の生産販売などに関して産地と消費地の双方から問題・課題を共有し、意見を交換。次年産に繋げることを確認しました。 同連園芸部の末廣健次長は「輸送問題や生産出荷経費の増加など産地を取り巻く環境は厳しさを増すが、産地・関係市場各社が一体となり、次年産に向けて取り組んでいきたい」と話しました。