JA熊本経済連と熊本県主要農作物改良協会は7月12日、メルパルク熊本で水稲の病害虫防除等に関する講習会を開きました。本講習会には、県内全域からJAの指導員、購買担当者、熊本県の普及指導員らおよそ80人が参加しました。本格的な防除の時期を前に、病害虫の発生予察および対策を中心とした講習をすることで、指導力の強化と良質米の生産につなげることを目的としています。
熊本県農業革新支援センターから講師を招き、病害虫の防除対策、雑草対策等について、現状をふまえた講義があり、参加者は熱心に受講していました。また、気象変動に強いイネづくりの第一歩は基本的水管理の徹底にあるとして、中干しの効果や注意点の説明も行われました。 同連農産指導課担当者は「基本技術を徹底して品質向上を目指す」と話しました。