JA熊本経済連は7月4日と5日に合志市のJA熊本教育センターで、毒物劇物取扱者試験(農業用)に向けた対策講習会を開きました。県内JAの資材店舗担当者など75人が参加。
同講習会は毎年実施しており、同連の職員が講師となり、試験範囲である「法規」「基礎化学」「毒物劇物の性質・取扱い等」「実地」について解説したほか、出題傾向を説明しました。毒物劇物取締法により、毒物や劇物に該当する農薬を取り扱う店舗では、専任の毒物劇物取扱責任者の設置が義務付けられているため、各JAは必須資格に位置付けています。
同連肥料農薬課の宮川孝之課長は「過去問を多く解き、テキストを読み込み、自主学習に励んでほしい。みなさんの合格を祈っている」と受験者に力強いエールを送りました。 2023年度の試験は8月1日に予定されています。