ＪＡ熊本経済連は１２月３日、菊池市七城町の（株）熊本畜産流通センターで第３６回黒毛和牛勉強会を開き、県内のＪＡ職員や生産者およそ３０人が参加しました。同勉強会は、肉質の向上と生産農家の経営安定、肥育技術の研鑽を目的に開催しています。

同連畜産生産指導課の職員が、肉牛経営を取り巻く補助事業の概要について講義しました。また勉強会の一環として、県内ＪＡの生産者から出品された黒毛和種４８頭の枝肉を審査し、金賞１点、銀賞２点、銅賞２点を選びました。審査した（公社）日本食肉格付協会の担当者は「適度なしまりと光沢があって、質の良いものが多かった」と講評しました。同連は今後も、ブランド牛「和王」とくまもと黒毛和牛の銘柄確立、系統共販体制の強化に力を入れて取り組みます。