秋冬トマト、ミニトマトの販売強化に向け、生産現場を視察

JA熊本経済連は11月30日と12月1日、全国の市場担当者を招き、令和4年産秋冬トマト、ミニトマトの生産現場を視察しました。年末年始での円滑な販売を目的としており、関東、関西、中京の市場8社の担当者や県内JA職員などおよそ20人が参加しました。

秋冬トマト、ミニトマトの生産が盛んな県内5つのJAにおいて、選果場や圃場を視察し、生産出荷状況や今後の見通しなどを確認しました。本年産の生産状況は、トマトは県全体で着果、果実肥大、草勢ともに良好で、年末年始にかけて順調な出荷が見込まれています。ミニトマトも順調な生育状況で年末年始にかけ、出荷量は増加し、例年通り大玉の出荷が見込まれます。

同連園芸販売課の担当者は「産地と市場の情報共有を行い、有利販売につなげられるよう取り組んでいきたい」と話します。同連は今後も、農家の経営安定を目指し、卸売市場と連携し、販売強化に力を入れて取り組みます。