熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)は合志市のJA教育センターで10月12日、県内の米の収穫が本格化するのに合わせて令和4年産米穀検査程度統一会を開きました。県内の8JAから米の等級を格付けする農産物検査員ら18人が参加しました。各JAから提出された玄米試料を審査し、整粒、未熟粒の割合や被害粒の限界基準を確認しました。
同連から米穀の情勢報告と各JAから生育状況や検査状況などの報告もあり、情報を共有しました。ほとんどのJAで10月初旬から検査が始まっており、今後ピークを迎える予定です。同連農産指導課の赤池慎一課長は「本年産米の品質の傾向を把握し、農産物検査への信頼確保と適正検査に努めてほしい」と話しました。
熊本県における令和4年産米の検査状況は、8月末時点で5211トン。
JAグループ熊本全体として令和4年産の検査数量は、6万トンを目標としています。