JA熊本経済連は10月13日、熊本市で2022年産秋冬野菜・果実出荷大会を開催した。生産者、JA、熊本県、全国の取引市場などからおよそ100人が出席。産地一体となって販売目標金額370億円(野菜類260億円、果実類110億円)の達成を誓いました。
同連の丁道夫会長はあいさつで「県下JAやJA熊本果実連とともにオール熊本の販売をさらに強化し、ブランド力の発揮と販売力の強化を市場の方々と進めていきたい」と力強く語りました。
今後同連では①環境変化に対応する産地体制②県域JA構想に向けた円滑な販売体制③産地一体となった熊本ファンづくりを基本方針として取り組んでいきます。
2022年産の作付面積は主要品目のミニトマト・ナスは前年より微増、トマトは、他品目への転換などにより減少しています。瓜類のメロンは、他品目からの転換により増加、すいかは近年の好調な販売を受け増加しています。イチゴは例年、高齢化による離農や作付面積の縮小により微減傾向であったが本年は増加に転じました。2022年産(10月~2月)の生産計画は、野菜で作付面積2413㌶(前年比99%)、出荷数量7万5781㌧(同106%)、瓜類が139㌶(同103%)、2868㌧(同105%)、イチゴ(10月~6月)が167㌶(同101%)、7265㌧(同107%)を見込んでいます。