JA熊本経済連は8月24日、熊本市中央区の同連ホールで令和4年度熊本県麦・大豆生産振興大会を開催しました。開催は3年半ぶり。オンラインを併用し、生産者やJA、行政などから約70人が出席しました。
麦、大豆生産の優良事例と需要情報を共有し、組合員の生産意欲と土地利用型農業経営の所得向上を目的に開催しています。優良事例として、JAたまなの塚本貴廣指導員がプレミアムパン用小麦粉「PremiumT」の取り組みについて講演しました。情勢報告と県産麦、大豆を使った商品の紹介もありました。
令和3年度熊本県麦大豆振興共励会表彰式も同時開催し、麦部門農家の部で最優秀賞を受賞した坂本正信さん(玉名市)らを表彰しました。坂本さんは「このような賞を受賞でき、大変光栄であり、励みになる」と喜びを述べられました。
同経済連の丁道夫会長は「生産拡大と国産シェア拡大に対する注目度が高まっている。これからも、県産麦、大豆の生産と供給、消費拡大に取り組んでいく」とあいさつしました。
ほかの入賞者は次の通りです。
◇麦部門
▽集団の部奨励賞=農事組合法人黒流(阿蘇市)
◇大豆部門
▽農家の部奨励賞=中山祥治(山鹿市)
▽集団の部奨励賞=農事組合法人黒流(阿蘇市)