JA熊本経済連は7月26日、同連会議室で2021年産秋冬春野菜生産販売総合検討会を開き、主力品目であるトマト、ミニトマト、ナスを中心に販売実績の報告や次年産に向けた生産販売面での取り組みの検討を行いました。
2021年10月~翌6月について、秋冬・春野菜の出荷量は15万7068トン(前年比92%)、販売実績510億6891万円(同96%)。中でも熊本県の主要品目であるトマトは191億9656万円(同93%)、ミニトマトは142億7084万円(同99%)、ナスは66億6980万円(同98%)となりました。
検討会では、トマト類とナスそれぞれで本年産の生産販売などに関して産地と消費地の双方から問題・課題を共有し、意見を交換。次年産に繋げることを確認しました。
同連園芸部の川部輝久次長は「21年産の販売動向は厳しいものではあったが、産地・関係市場各社一体となり、次年産に向けて取り組んでいきたい」と話しました。