農作業安全運動出発式 農作業事故ゼロを目指す

JA熊本経済連と熊本県JA農機自動車技術指導士会は5月6日、経済連ビル前駐車場でJAグループ熊本農作業安全運動の出発式を開きました。経済連役職員や熊本県など約40人が出席し、農作業事故防止に取り組むことを誓いました。  

安全運動では、年間を通じて県内の農家組合員へ事故防止を呼びかけます。同連の丁道夫会長はあいさつで「熊本県内での農作業事故は増加傾向にある。今後も事故ゼロに向け、行政と連携しながら啓発活動を継続していく。5月と9月を特別推進期間とし、県内巡回等を行い、組織を挙げて事故の撲滅に取り組んでいく」と決意を固めました。

全国では毎年300件近くの農作業死亡事故が発生し、うち約7割が農業機械作業によるものとなっています。  

農繁期を迎え、安全な農作業への更なる意識向上が求められるなか、農作業安全広報用のチラシ5万枚、ポスター80枚を配布。また、家族や仲間からの「声かけ」運動による取り組みも実践していきます。