JA熊本経済連は合志市のJA教育センターで15日、県内の水稲育苗が本格化するのに合わせて講習会を開きました。県内JAから営農指導担当と購買担当の職員及び県の普及担当者ら70人が参加しました。水稲育苗の理解を深めてもらう取り組みました。
講習会では、基礎的な内容をはじめ、水稲育苗の知識について詳しく説明しました。講師の県農業革新支援センターの堀孝弘主幹から写真や図を使い健苗(=優良な苗)を育てる技術の紹介や、育苗時の病害対策などの説明を受けました。
この他、県育成品種の「くまさんの輝き」について、安定した品質と収量確保に向けた栽培管理上の注意点や知名度向上への取り組みについて説明されました。
同連の中野敬悟農産部長は「講習会で学んだ知識を業務に活用し、良質な米の生産と収量の安定に繋げてほしい」と話しました。