熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)は、3月30日に熊本市中央区のホテルで、令和3年度農産物検査員育成研修会の閉講式を開きました。同連専務で同協議会の梶原哲会長が農産物検査員試験の合格者に、修了証書を手渡しました。
同研修会には、県内JAから農産物検査員の資格取得を目指す農産担当者など9人が参加しました。農産物検査法関連の座学研修や米、麦、大豆の分析実習、鑑定実習など17回の研修会を開き、鑑定試験と筆記試験による修了試験で全員が合格しました。
研修生を代表してJAあしきたの池田智典さんが「現場で技術を磨き、正確な検査ができるよう精進していく」と力強くあいさつしました。梶原会長は「農家組合員の出荷品の価値を決定するという重要な役割。自らの格付けに責任を持ち、検査員としての責務を果たしてほしい」とエールを送りました。