園芸部は3月10日、令和4年産春夏瓜類・春野菜出荷大会を開き、生産者、JA、熊本県のほか、全国の取引市場に向け、Youtubeで生配信しました。産地・市場一体となって販売目標金額350億円(春夏瓜類87億円、春野菜263億円)の達成を誓いました。全国に向けていよいよ本年産春夏瓜類・春野菜の出荷が始まります。
丁道夫会長はあいさつで「JAグループ熊本として、県下JAやJA熊本果実連とともにオール熊本の販売を更に強化し、ブランド力の発揮と販売力の強化を市場の方々と進めていきたい」と決意を述べました。
今後、JAグループ熊本は産地一体となって環境の変化に対応した商品づくりと安定供給に努め、実需者に支持される「熊本ブランド」の確立のために、①環境変化に対応する産地体制②情報を活かした円滑な販売③コロナ禍に対応した熊本ファンづくりを基本方針として取り組んでいきます。
本年産の作付面積については、春夏瓜類のすいか類・メロン類では高齢化や担い手不足等により微減。春野菜では、トマトは品目転換や規模縮小により微減、ナスやアスパラガスは栽培戸数の増加などにより面積も増えています。
本年産の生産計画(3~6月)は、春夏瓜類で作付面積855.3㌶(前年比98%)、出荷数量28,236㌧(同98%)、春野菜で作付面積2,657.8㌶(同96%)、出荷数量83,526㌧(同97%)を見込みます。