熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)は合志市のJA教育センターで10月11日、県内の米の収穫が本格化するのに合わせて令和3年産米穀検査程度統一会を開きました。県内の9JAから米の等級を格付けする農産物検査員27人が参加し、各JAから提出された46のサンプルを格付けし、目慣らしをしました。
農産販売課から米穀の情勢報告と各JAから生育状況や検査状況などの報告もあり、情報を共有しました。ほとんどのJAで10月初旬から検査が始まっており、今後ピークを迎える予定です。
中野敬悟農産部長は「公平で公正な審査ができるよう統一会でしっかり目慣らしをして、鑑定技術の向上に努めてほしい」とあいさつしました。
熊本県における令和3年産の検査状況は8月末時点で4160トン、JAグループ熊本全体として令和3年産の検査数量は6万トンを見込んでいます。