農作業安全講習会 農耕用の大型特殊免許取得をサポート

県下JAとJA熊本経済連は10月5日から8日、合志市の熊本県立農業大学校で令和3年度農作業安全講習会(大型特殊免許:農耕用)を開講し、県内の組合員など28人が参加しました。

この講習会は来年2月までに全6回を予定しており、今回で4回目です。

事故原因など農作業安全についての講義や走行演習など、参加者は真剣に取り組んでいました。8日には熊本県免許センター試験官による本試験が行われました。

トラクターの作業機付き公道走行は、農作業の効率化を目的とした国の規制緩和により可能となっていますが、全幅1.7メートルを超える場合は、大型特殊免許が必要となります。生産者からの強い要望を受け、県の協力のもと、令和2年からこの講習会を開講しています。

農業機械課の担当者は「一人でも多くの生産者に農作業安全の知識を理解頂き、免許を取得してもらいたい」と話しました。