熊本県経済連茶生産流通協議会（事務局＝ＪＡ熊本経済連）は８月２５日、熊本市北区のｙｏｕ＋ｙｏｕくまもと農畜産物市場で冷茶の試飲会を開催しました。お茶を淹れる機会が減る暑い季節に冷茶の淹れ方、おいしさをＰＲし、リーフ茶の消費拡大を目的に取り組みました。

新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上、直接手渡しにならないよう、紙コップに入れた冷茶をお盆に載せて試飲を勧め、おすすめの茶葉や飲み方をリーフレットと一緒に提案しました。試飲会に合わせて、同連の茶業センターは「水だし煎茶（ティーパック）」や「湧雅のここち」「森のくまさん玉緑茶」などの商品を販売しました。

同連の担当者は「お茶に含まれる茶カテキン類はウイルスの感染能力を低下させる効果が報告されているので、これを機にゆっくりとお茶を飲む時間を作ってもらい、毎日飲んでいただきたい」と話します。試飲した方は「冷たい水に茶葉を入れるだけで、こんなに甘くおいしい冷茶ができることを初めて知った」と感想を述べました。