販売目標365億円!オール熊本の販売強化 令和2年産秋冬野菜・果実出荷大会
一覧へ戻る[2020-10-20]
JA熊本経済連は10月15日、熊本市中央区のホテル熊本ニュースカイで令和2年産秋冬野菜・果実出荷大会を開催しました。
生産者、JA、熊本県のほか、全国の取引市場を代表した5社(6名)はリモートで参加し、およそ120名が出席。産地・市場一体となって販売目標金額365億円(野菜類260億円、果実類105億円)の達成を誓いました。
同経済連の丁道夫代表理事会長はあいさつで「JAグループ熊本として、県下JAやJA熊本果実連とともにオール熊本の販売を更に強化し、ブランド力の発揮と販売力の強化を市場の方々と進めていきたい」と決意を述べました。
今後、経済連では、
①環境変化に対応する産地体制
②マーケットインに基づく産地振興
③情報を活かした円滑な販売
④産地一体となった熊本ファンづくり、を基本方針として取り組んでいきます。
令和2年産の作付面積は主要品目のトマト・ナスは微減、ミニトマトは、規模拡大や他品目からの転換により増加している。瓜類(メロン・すいか類)は、生産者の高齢化などが影響し減少傾向。イチゴは微減だが、県育成品種「ゆうべに」と大果系品種「恋みのり」の導入が各地で進み、出荷数量は前年を上回る見込み。
令和2年産(10月~2月)の出荷計画は、野菜で作付面積2589㌶(前年比102%)、出荷数量7万6617㌧(同101%)、瓜類が128㌶(同93%)、2687㌧(同98%)、イチゴ(10月~6月)が174㌶(同99%)、7460㌧(同109%)を見込みます。
▽決意表明を述べた(一社)熊本県野菜振興協会 荻生省蔵園芸部会長と黒木初美女性部会長
▽色とりどりの熊本県産野菜・果実