生産技術の研鑚「令和2年度 茶共進会審査会」を開催しました!
一覧へ戻る[2020-08-05]
熊本県経済連茶生産流通協議会(事務局=JA熊本経済連)は7月29日、益城町の同経済連茶入札場で2020年度茶共進会審査会を開催しました。
審査の結果、「普通煎茶の部」特等に福本勝氏(JA菊池)、「蒸製玉緑茶の部」特等に工藤実代子氏(JA菊池)が選ばれました。
審査会は、茶の生産技術改善による荒茶品質向上と共販拡大を図ることを目的に毎年開催しています。当初、7月上旬に審査会は計画されてましたが、豪雨被害の影響で延期。
生産者が丹精込めて作った普通煎茶16点、蒸製玉緑茶36点の合計52点が出品され、熊本県の茶指導担当者と茶商が茶種ごとに外観・水色・香気・滋味について採点。成分分析点も加えた総合点で順位を決定しています。
令和2年産は、萌芽後に夜温が上昇せず、生育は例年より遅れ一部の地域では霜害も発生しましたが、生産者の茶園管理、製造技術の向上により審査員も甲乙つけ難い良質なお茶が並べられました。
※審査会では、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じ、マスクや手袋を着用し審査に臨んでおります。
その他の入賞者は次の通り。
◆普通煎茶の部▼一等=川上大和(JAくま)、▼二等=赤坂英保(JAくま)、▼三等=坂口新一(JAあしきた)
◆蒸製玉緑茶の部▼一等=信國晋太郎(JAくま)、▼二等=坂口新一(JAあしきた)、山村孝一(JAくま)、▼三等=赤坂英保(JAくま)、右田健一(JA熊本うき)、川上大和(JAくま)
▽外観の審査風景
▽香気(香り)の審査風景
▽滋味(味)の審査風景