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令和2年産新茶初入札会

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[2020-04-24]

JA熊本経済連は4月17日、益城町の同経済連茶入札場で2020年産一番茶の初入札会を行い、指定茶商18社が色・味・香りを確かめ入札しました。出品数は53点、860.2kg。1キロあたりの最高値額は右田健一さん(JA熊本うき)が出荷した「さえみどり」で、1キロ20,200円となりました。平均単価は、4,539円と前年より722円高いスタートとなりました。

本年産について、経済連農産部の担当者は、「暖冬で茶樹の休眠不足による影響が心配されるが、適度な降雨量があり霜害等も無く、色・味・香り三拍子揃った良質な新茶が生産されている。」と期待を込めました。今回参加した茶商らは「今年も良質な新茶ができている。香りも良く、水色も綺麗に出ている」と話しました。

県内では、「さきみどり」「さえみどり」といった早生品種から摘採が開始され、これから各地で最盛期を迎える見込み。同経済連での2020年産茶の取扱数量は680トン、取扱金額は、6.6億円を計画しています。

本年の初入札会は、新型コロナウイルス感染対策が施され、セレモニー中止や来賓を招待せず、縮小した形で実施されました。このほか、対策として、手で感触を確かめる用の茶葉と試飲用の茶葉を分けるなど予防を徹底していました。

 

▽=茶の色や香りを確かめる茶商       ▽今年の新茶

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