第56回熊本県野菜振興大会を開催
一覧へ戻る[2020-02-25]
熊本県や県下市町村、JAグループ熊本などで構成する(一社)熊本県野菜振興協会は2月13日、熊本市のホテル熊本テルサで第56回熊本県野菜振興大会を開きました。
県内の野菜生産者をはじめJA、行政、市場や輸送関係者など約600人が集まり、総力を結集して消費者から支持される“熊本野菜ブランド”の構築を進めていくことを誓いました。
この大会は、県野菜振興のための課題認識と意識統一を図ることを目的として、2年に1回、生産者や関係者が一堂に会して、地域枠を超えた生産組織の連携で生産力・販売力の強化を目指します。1960年から続き、56回目を迎えました。
主催者で同協会の加耒誠一会長(=JA熊本経済連会長)は「『野菜王国くまもと』として安全・安心で美味しい野菜の提供が責務であり、将来にわたり消費者に喜ばれる熊本野菜ブランドの更なる飛躍のために力を尽くす」と力強くあいさつしました。
大会では情勢報告、優良事例発表、大会宣言や記念講演などが行われたほか、大会に先立ち野菜組織活動コンクールの表彰式もありました。基本技術の徹底とスマート農業の実践による生産性・品質の向上と販売力強化に向けた取り組みが評価されたJAやつしろの郡築園芸部がコンクール会長賞の最優秀賞並びに熊本県知事賞として表彰されました。野菜園芸功労者14人の表彰も行われました。
熊本県野菜組織活動コンクール会長賞の受賞者は以下のとおりです。
◆最優秀賞(熊本県知事賞)
JAやつしろ 郡築園芸部
◆優秀賞
JA熊本市 東部ピーマン部会、JAくま ズッキーニ部会
◆特別賞
JA菊池 野菜園芸部会 ゴボウ部会
◆秀賞
JA熊本うき 園芸部会 苺専門部会、JAたまな 園芸部連絡協議会 西瓜専門部会、JA鹿本 植木基幹支部 促成ナス部会、JA阿蘇 トマト生産協議会(中部トマト部会および南部トマト部会)、JAかみましき 第一営農センター にら部会、JAれいほく 園芸部会 ミニトマト部
▽がんばろう三唱で一致団結した
▽コンクール会長賞の最優秀賞並びに熊本県知事賞の表彰を受ける松本吉充郡築園芸部長