JA熊本経済連豚コレラ緊急防疫対策会議を開催
一覧へ戻る[2019-11-21]
JA熊本経済連は、豚コレラの予防的ワクチン接種を明記した防疫指針の改定案が発表されたことを受け、豚コレラ緊急防疫対策会議を開きました。JAの担当者、生産者、熊本県畜産課、関連会社など約20人が出席しました。
同経済連より、日本国内における豚コレラの発生状況や諸外国におけるアフリカ豚コレラの発生状況などについて報告があり、農場における防疫管理の徹底について再確認しました。また、防疫指針の改定案、JAグループとしての考え方、意見・要望案について同経済連より説明があり、それらに係る意見・要望を出席者に広く求めました。
出席した生産者からは、ワクチン接種の費用負担、と畜場での交差感染などの不安の声や、アフリカ豚コレラ侵入防止緊急支援事業に関する質問・意見が多く上がり、その他、近隣県での発生が確認された場合の速やかな初動体制の確立等の意見が出ました。
同経済連は、これらの生産者の生の声を踏まえた意見・要望書を作成し、JA全農グループへ提出。JA全農グループは、各県からの意見・要望書を取りまとめ、政府・与党への要請、パブリックコメントへの意見提出を行いました。