くまもと茶求評会開催 若手生産者と「茶共進会」の審査員が意見交わす
一覧へ戻る[2019-08-09]
熊本県経済連茶生産流通協議会(事務局=JA熊本経済連)は7月中旬、益城町の同経済連茶入札場で茶求評会を開催しました。
この求評会は、良質な茶の生産に役立ててもらうことを目的に開催しており、今年で3回目です。
事前に同協議会が行った「茶共進会」の出品者のうち若手生産者を中心におよそ16人が参加しました。
実際に「茶共進会」でおこなわれた審査会と同じように外観・水色・香気・滋味について生産者自ら模擬入札形式でそれぞれ採点し、総合点での順位を決定後、茶業研究所の小野亮太郎所長と意見を交わしました。
会場には共進会に出品された普通煎茶14点と蒸製玉緑茶32点の計46点が並び、高得点を獲得した茶を例に挙げ、外観や湯を注いだ時の水色・香気・滋味について、小野所長より審査のポイントの説明がありました。
小野所長は「他の生産者のお茶を飲み、体験することで、茶商の評価、好みを理解して、これからの生産につなげてほしい」と話しました。
▽審査員の小野所長㊧から審査のポイントを聞く生産者ら