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2018年産冬春花き生産販売総合検討会 課題受け止め産地と市場結束

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[2019-07-01]

JA熊本経済連は6月19日、熊本市の同経済連ホールで2018年産冬春花き生産販売総合検討会を開き、販売実績の報告や次年産に向けた生産販売面について検討しました。

冬春花き(2018年11月~2019年5月)は、出荷数量2792万4千本、販売実績27億6745万円となっています。

12月の暖冬の影響により品種問わず生育の前進化となり、年内の出荷量は平均より増加。年明け以降は、12月上旬における日照不足の影響による生育停滞が懸念されたが、暖冬および日照が回復したことで順調な生育、出荷となりました。

検討会では、生産者などでつくるJAグループくまもと花き部会の主要5品目「トルコギキョウ」「カスミソウ」「キク」「カラー」「アリアム」の各専門部会による分科会があり、部会員は全国から集まった市場関係者らと意見交換し2018年産の問題・課題を共有しました。

その後の全体会では、2018年産生産販売実績および取り組み事項について報告しました。また、販促活動、花き業界全体の問題・課題について、産地および消費地の双方から活発な意見交換がなされ、2019年産に繋げることを確認しました。

同経済連の松下隆裕専務はあいさつで、「産地、市場との連携、情報共有に努め、農家所得の最大化に取り組んでいく。この検討会を、これからの熊本の花きの発展につなげていく。」と決意を新たにしました。 

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