2019年度農作業安全運動出発式
一覧へ戻る[2019-05-17]
JA熊本経済連と熊本県JA農機自動車技術指導士会は5月7日、同経済連ビル前駐車場でJAグループ熊本農作業安全運動の出発式を開きました。JAや連合会役職員、熊本県などから約200人が出席し、農作業事故防止に取り組むことを誓いました。
運動では、年間を通じて県内の農家組合員へ事故防止を呼びかけます。
同経済連の加耒誠一会長は挨拶で「農家組合員の安全意識向上のためにも、農作業安全講習会等の開催を行っている。5月と9月の約2ヶ月間を特別推進期間と定め、県内全域を巡回、民放ラジオでの呼びかけを行い、組織を挙げて事故の撲滅に取組んでいく。」と決意を新たにしました。
全国では毎年300件近くの農作業死亡事故が発生し、約7割が機械作業に係る事故です。県とJAグループ熊本は、関係機関と連携を進め啓発活動を強化します。
「農作業事故ゼロ」を目指し、農作業安全広報用のチラシ5万枚、ポスター80枚を用意しました。
また農作業安全には、家族や仲間からの「声かけ」運動をする事により事故が減ります。
農繁期を迎え、安全な農作業への更なる意識向上が求められます。