2019年産新茶初入札会
一覧へ戻る[2019-04-27]
JA熊本経済連は4月19日、益城町の同経済連茶入札場で2019年産一番茶の初入札会を行い、指定茶商18社が色・味・香りを確かめ入札しました。
出品数は87点、1,996.2kg。
1キロあたりの最高値額は下鶴豊八さん(水俣市)が出荷した「きらり31号」で、1キロ20,000円となりました。平均単価は、3,817円と前年よりやや低めのスタートとなっています。
本年産ついて経済連農産部の担当者は、「2月の気温上昇で早期の摘採が予想されたが、3月に夜温が上昇せず、例年より3日程度遅れている。しかし、適度な降雨量があり霜害等も無く、色・味・香り三拍子揃った良質な新茶が生産されている。」と期待を込めます。
今回参加した茶商らは「初入札にしては良い新茶ができている。」と話しました。
県内では、「さきみどり」「さえみどり」といった早生品種から摘採が開始され、これから各地で最盛期を迎えます。
同経済連での平成31年産茶の取扱数量は670㌧、取扱金額は、6.9億円を計画しています。
5月2日には、びぷれす広場で新茶まつりを開催します。くまもと茶アンバサダーの認定式や試飲、販売等のイベントが行われます。