第30回JA熊本経済連黒毛和牛勉強会を開催
一覧へ戻る[2019-04-27]
JA熊本経済連は菊池市七城町の(株)熊本畜産流通センターで、肥育農家を対象に第30回JA熊本経済連黒毛和牛勉強会を開きました。
勉強会は、肉質向上と生産農家の経営安定・肥育技術の研鑽、ブランド牛「和王」並びにくまもと黒毛和牛の銘柄確立と系統共販体制の強化を目的に開催しています。
同経済連畜産部の野村克也部長は、「貿易自由化の進展に伴い、国内牛肉相場への影響が懸念されることから、今回の勉強会を基に更なる生産向上を目指していただきたい」と挨拶しました。
勉強会では、同経済連畜産生産指導課 獣医師の織田潤氏による「肥育農場における飲水施設と飼槽レイアウトについて」のテーマで講演が行われました。飲水施設と飼槽の理想的な配置や設計の提案について事例の紹介を交え講演があり、参加者は熱心に聞き入っていました。
また、枝肉の展示・審査もあり、県内JAから黒毛和種57頭が出品されました。
出品された肉畜は、枝肉重量平均491.9kg、肉牛の評価基準であるBMSは平均9.0と質の高い枝肉が並びました。
▽講演を熱心に聞く参加者 ▽金賞の枝肉を確認する参加者