農産物検査員育成研修閉講式 16人が晴れて農産物検査員に
一覧へ戻る[2019-04-04]
熊本県JA農産物検査協議会とJA熊本経済連はこのほど、2018年度農産物検査員育成研修会の閉講式を行いました。閉講式では、同協議会の松下隆裕会長(=JA熊本経済連専務)が農産物検査員の試験合格者に修了証書を手渡しました。合格者は、2019年度から晴れて農産物検査の現場に就きます。
協議会と経済連では今年度、計18日間にわたり研修会を開き、県内JAから農産物検査員資格の取得を目指すJAの農産担当者などが参加しました。農産物検査法関連の座学研修、米・麦・大豆等の分析実習、鑑定実習で基礎を固め、鑑定試験と筆記試験による修了試験で16人が合格しました。
研修生を代表してJAあまくさの塩家英二さんが「協議会や経済連の方など多くの人に検査業務全般にわたり指導して頂いた。今後農産物検査員として、自覚を持ち優秀な検査員となれるよう精進していく。」と力強く挨拶しました。
松下会長は、「農産物検査というのは、農家組合員の出荷品の価値を決定するという責任の重い業務。自らの格付けに、責任をもち検査員としての責務を果たしてほしい」とエールを送りました。
▽抱負を述べる修了生代表の塩家英二さん(JAあまくさ)