メロン栽培講習会を開催
一覧へ戻る[2019-02-21]
ＪＡ熊本経済連は、１３日メロン栽培講習会を開きました。若年化する県下ＪＡ指導担当者のメロン栽培の基本技術習得を目的としており、各ＪＡの営農指導員ら４０名が参加しました。
熊本県園芸種苗株式会社の川口隆憲営業部長から本県のメロン導入の歴史と品種の変遷について説明があり、八江農芸株式会社の福永賢二課長から基本的なメロンの生理生態や圃場準備から収穫までの管理ポイントについて講演がなされました。
メロンの主要産地でもある本県でも、農業者の高齢化や後継者不足、品目の転換などにより、年々メロンの作付面積が減少している現状がある一方で消費地でのメロン需要は根強くあります。
同経済連の川部輝久園芸部次長は挨拶で「本県の春メロンは年々栽培面積が減少し、最盛期と比べると約１０分の１にまで減少している。熊本のメロン栽培を活性化させていくためにも営農指導員の存在は必要不可欠。今回は中堅・若手指導員向けにメロン栽培の基礎を再確認する機会を設けた。この講習会を機に、少しでも知識習得に繋がれば」と話しました。
▽栽培講習会に参加するＪＡ担当者ら
