平成30年産夏秋野菜販売総合検討会 販売実績104.5億円 目標金額突破
一覧へ戻る[2019-01-16]
JAグループくまもと青果物コントロールセンターとJA熊本経済連は11日、熊本市で平成30年産夏秋野菜生産販売総合検討会を開催しました。県内JA、取引市場など35人が出席。
夏秋野菜販売目標金額78億円に対し、販売実績104億5000万円と計画を大きく上回りました。
同経済連は、【青果物コントロールセンターにおける出荷調整機能の強化】と【「くまもとブランド」の発信と販促支援】を重点項目として掲げ30年産夏秋野菜生産・販売に取組みました。
30年産夏秋野菜の作況については、記録的な猛暑や台風など度重なる自然災害に見舞われ、出荷数量が不安定な時期も見られたが比較的被害は少なく、また日照時間も平年並みであったことから前年を上回る出荷となりました。
同検討会では、各JAより高温被害による生産面への影響や、規格の簡素化など問題・課題点が報告され、市場側からも次年度に向けた販売取り組みとして安定した数量の確保や、選果選別の徹底などの要望が挙げられました。
経済連は、「様々な自然災害が起きた年であったが、幸い熊本県は、比較的被害も少なく、産地・市場の協力もあって販売目標金額を達成することが出来た。それぞれ熊本に対する課題について共有し、来年産も産地一丸となって農家の経営安定に努めたい」と話しました。
同経済連は来年産についても、「基本技術の徹底による安定生産、産地・消費地情報の共有化・販路拡大対策」を重点目標に置き生産販売に取組みます。