熊本県チーム3連覇の快挙 全国産業用無人ヘリコプター飛行技術競技大会
一覧へ戻る[2018-11-16]
11月9日、農林水産航空協会と全国産業用無人ヘリコプター推進協議会が茨城県水戸市で開いた第27回全国産業用無人ヘリコプター飛行技術競技大会で、第25回大会に続き熊本県チームが都道府県別対抗団体戦3連覇の快挙を達成しました。産業用無人ヘリコプターによる諸作業の推進と安全運行の啓発に努めることを目的としています。
熊本県は第20回、21回大会に続き2回の連覇は達成したものの3連覇は初。前後進飛行Aの部(技能認定証取得後5年未満)でも、YHファクトリー(氷川町)のオペレーター水田大地さん・ナビゲーター三井一行さんのチームが1位の農林水産省消費・安全局長賞に選ばれ、前後進飛行Bの部(技能認定証取得後5年以上)では、同ファクトリーのオペレーター三井一行さん・ナビゲーター芥川碧さんのチームが農林水産大臣賞を獲得し熊本県勢の活躍が目立ちました。
大会には全国各地から計71チームが出場。部門別にオペレーターとナビゲーターがチームを組み、農薬に見立てた水を散布しながら標準飛行を行い、その精度と飛行速度の均一性、飛行の安定度、散布精度を競います。
県無人ヘリコプター導入組織連絡協議会で事務局長を務める同経済連農業機械課の太田誠治課長は「熊本県勢が3連覇という快挙を成し遂げたことはとても喜ばしい。本県の防除技術の高さが証明され、今後の請け負い防除の信頼の向上につなげたい」と話しました。
▼農林水産大臣賞を獲得した三井・芥川チーム