平成30年産アンジェレ栽培技術基礎講習会
一覧へ戻る[2018-10-22]
JA熊本経済連は16日、熊本市北区植木町で2018年産に向けたJA全農オリジナル品種のミニトマト「アンジェレ」栽培技術向上を図るため2018年産アンジェレ栽培技術基礎講習会を開き、県内JAから営農指導員や生産者などおよそ60人が参加しました。
アンジェレはJA全農が生産から販売まで一貫して取り組むオリジナル品種のブランドミニトマト。熊本県は、アンジェレ冬春作の栽培面積が全国の約90%を占める一大産地で、本年は規模拡大や新規栽培者の加入により作付けが拡大しています。今回の基礎講習会では、JA全農営農・技術センターの柴智徳氏を講師に招き、「アンジェレの栽培管理のポイント」について講演を行いました。
現地検討では、同市の吉岡伊信さん・住野一弘さんの圃場2ヶ所で生育状況の確認や初期の草勢管理について意見交換を行い
同経済連は、「熊本県にアンジェレが導入されて7年が経過し作付面積が拡大。本年産も適切な初期の草勢管理による安定した収量と品質を確保し農家経営の安定に努めたい」と話しました。
熊本県内のアンジェレ生産について、2018年産作付面積22㌶(前年対比165%)、78人(前年対比134%)の生産者が栽培を行う見込みです。
▼意見交換を行う住野一弘さん(右)
▼現地検討会の様子