第34回豚枝肉カッティング技術共励会 熊本経済連グループ㈱熊本畜産流通センター 福島幸太さん見事最優秀賞受賞!
一覧へ戻る[2018-10-16]
13日、菊池市七城町の(株)熊本畜産流通センターで開催された第34回豚枝肉カッティング技術共励会(九州管内系統食肉センター協議会主催)で、㈱熊本畜産流通センターの福島幸太さんが個人戦で見事最優秀賞に輝きました。団体戦では㈱ミヤチク高崎工場の蒲生慶太さん・森山奈々恵さんペアが最優秀賞を受賞しました。
同共励会は、系統食肉事業に従事している人が対象で、九州各県から個人戦に18名、団体戦に3組がエントリーしました。同共励会は豚部分肉の品質・規格の向上を図り系統ブランドを確立するため豚カッティング技術を競い、系統農協および系統食肉センター従業員の技術向上を目的として開催されており、①「衛生」・②「カッティング」・③「商品管理」・④「時間」の4項目について(公社)全国食肉学校、(公社)日本食肉格付協会、JA全農ミートフーズ㈱から選出された審査員による審査が行われ4項目の合計点数を競います。九州地区は特に技術向上に力を入れており、唯一地方で予選会を行っています。
今大会で入賞した上位5名は来年2月14日に開催される予定の全国大会へ出場する。最優秀賞を獲得した、㈱熊本畜産流通センターの福島幸太さんは「全国大会でも上位入賞できるよう、日々技術の研鑽に努めていきたい」と全国大会への意気込みを語りました。
今回、共励会の会場となった同センターは、熊本県最大のと畜能力を有し、と畜処理から部分肉の製造、販売までを一貫して行っている畜産物流通拠点。国際的な衛生管理基準のHACCP(ハサップ)認証の取得や、昨年新たに牛肉の輸出認定を受けた台湾を含め海外12カ国・地域へ輸出を展開しており、安全・安心な食肉の提供に力を入れています。
▼上位入賞者は次のとおり
◇個人戦▽最優秀賞=福島幸太(㈱熊本畜産流通センター)▽優秀賞=永野至洋(㈱ミヤチク高崎工場)、野添暢志(㈱JA食肉かごしま)▽優良賞=野口侑暉(㈱原産業運輸倉庫)、有馬康太(㈱JA食肉かごしま)
◇団体戦▽最優秀賞=㈱ミヤチク高崎工場▽優秀賞=㈱ミヤチク都農工場▽優良賞=㈱熊本畜産流通センター
▼出場した畜産流通センターの皆さん
▼個人戦で最優秀賞に輝いた福島幸太さん(㈱熊本畜産流通センター)(左から3番目)