平成30年産米穀検査程度統一会開催
一覧へ戻る[2018-10-11]
10月5日、熊本県JA農産物検査協議会(事務局=JA熊本経済連)は県内での米の収穫が本格化するのに合わせて平成30年産米の検査程度統一会を開きました。米の等級を格付けする農産物検査員が県内全域から集まり、各JAから提出された約50点のサンプルに等級をつけて、目慣らしを行いました。九州農政局や熊本県の検査担当者も参加しました。
JA熊本経済連小島裕二農産部長は挨拶で「たて続けに起こる気象災害で生育管理が難しいところもある。JAグループ熊本は今年115万俵の米の集荷目標を掲げている。これから本格的に米の収穫が始まるが、この統一会で目慣らしをして適正な農産物検査につなげて欲しい」と話しました。
同日は、経済連から米穀情勢の説明と各JAから産地の生育状況の報告があった。いもち病、紋枯病が見られるが平年に比べ少ない発生で、生育は概ね順調。収量も平年並みを見込んでおり、JAグループ熊本全体として本年産の検査数量は7万トンを予定しています。
▼等級をつける農産物検査員ら