JA肉牛担当者研修会 飼養管理技術について知識深める
一覧へ戻る[2018-09-03]
JA熊本経済連は29日、菊池市七城町の㈱熊本畜産流通センターで県内JAの肉牛担当者を対象に研修会を開き、およそ30人が参加しました。
全国的に素牛不足が続いている中で生産基盤の維持・拡大に取り組むため、肉牛の飼養管理技術についての講習やICT機材を活用した肥育牛管理システム等に関する知識を深めることを目的としています。
研修会では、JA全農推進・商品開発課・高野透氏による「肉牛肥育の基礎と体系表の作成について」と題し、肉牛肥育の基礎体系表の作成の仕方について実際にパソコンを用いながら知識を深め、また、JA全農畜産生産部の澤明氏が「高品質・大型枝肉生産技術」と題して最近の肉牛飼養管理技術について説明されました。
ソニーエンジニアリング㈱・㈱ファームノート担当者によるICT機器を活用した「肥育牛起立困難検知システム」「牛郡管理システム」について紹介も行われ、参加者の理解を深めました。
同経済連の野村克也畜産部長は挨拶で、「配合飼料の高止まりなど厳しい情勢に加え、猛暑が続き畜産管理等大変難しいところもある。今回の研修会で何か一つでも知識として深めることが出来れば」と話しました。
当日は、同経済連職員による配合飼料・肉牛の販売情勢報告も行われました。
▼研修会の様子